こんにちは、みみほこです！
２０２１年６月、輸入する子宮収縮薬を待つ間、次の採卵まで１ヶ月間お休みになりました。
１１月に転院してずっと走り続けていたけど、いい機会と思って少し休憩。
うんうん
ゆっくり過ごそうか
こういった疑問にお答えします！
今回は心配で行ったＣＤ１３８の再々再検査と名医と呼ばれる漢方医へ診察に行った話。
そして、愛犬を迎え入れた新しい家族の話についてお話します！
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自己紹介
こんにちは、みみほこです！
愛知県・名古屋市在住、３２歳（２０２４年９月現在）の専業主婦です。
不妊治療歴約４年、移植１２回を経て妊娠、出産。
この記事は約４年前の２８歳の時、２回目の採卵・１０回目の新鮮胚移植前のお休み周期について当時を振り返って書いていきます。
治療中できないこと詰め込むんだ！
お休み周期にできること
前回の診察で次回は採卵～新鮮胚移植になり、それに必要な薬剤を待つ間の１カ月お休み周期になりました。
滞ってるブログの更新、シミ取りなど自分磨き・・・あとずっと夫婦で言ってる犬を迎える準備のための勉強もしたいな。
先生からは特に採卵前だからといってしておくことはないと言われましたが
（浅田レディースクリニックでは採卵前準備周期があったので）
私から最後にＣＤ１３８検査をしてから半年経っており慢性子宮内膜炎の再発が心配なので、不妊因子を潰しておく意味でも、ＣＤ１３８の再々再検査をお願いしました。
大丈夫だとは思いますが、心配のようならやっておきましょう。
スクラッチ効果も出るのでいいと思います。
そして、先生からも提案が
「これ以上の対処はしようがないので、私のお勧めする漢方医からもアプローチしておくと良いと思います。」
と。
正直、ここにきて漢方・・・？という思いでしたが、
即効性はないが身体のベースを作り直す、西洋医学が効かない人が東洋医学が効く人もまれにいるとのこと。
また妊娠後も人よりお腹が張ることが予想されるので、今から継続できる軽減させる方法を探しておくべきだと伝えられました。
紹介状を書いてくれること、保険内診療であることを伝えられお願いすることに。
なにやら脈でどこが悪いか分かるようなすごい先生だそうで・・・
来月のＣＤ１３８の検査日に予約を入れてくださいました。
やれることはなんでもやっていくスタイル！
ＣＤ１３８再々検査
久しぶりのＣＤ１３８
何度やっても激痛なこの検査に
「なんで何回もこんな痛い思いしなきゃならないの・・・」と涙をにじませながらも終了！
（後日結果は無事陰性。）
そして次は名医と呼ばれる漢方医へ
お勧め漢方診療「仙頭クリニック」【東京】
東京ＨＡＲＴクリニックからは少し遠くアクセスは不便なんですが
御茶ノ水駅下車、徒歩７分
先生からの紹介状を持って、訪れたのは
仙頭クリニック
受付・診察
完全予約制のため、ほとんど患者さんはいません。
優しい受付の女性から問診票を受け取り記入
紹介状と問診票からお話をして
脈をとるなど軽い診察をします。
生活習慣の指導や東洋医学からも子宮収縮対策をしていくことになり漢方薬が処方されました。
お会計・処方
処方は近くの調剤薬局へ
先生の仰っていた通り、
診察料１,０００円、処方１,５００円と保険内で支払いを済ませました。
午前中は一桁多いものを支払ってきたので、びっくり
もうその金額が当たり前になってきてるもので・・・
良心的で嬉しい。
先生も優しく、患者の話に耳を傾け
詳しくは分からないのですが、
漢方を組み合わせ、飲み方など指導してくださいました。
また完全予約制なのですが、私が遠方なこと
不妊治療クリニックのスケジュールに合わせてしか来られないことを伝えても
嫌な顔一つせず、対応してくださるということで安心しました。
犬を迎える
唐突で、それも何の治療にも関係ないのですが・・・
前述したこのお休み周期のやりたいこと
「犬を迎え入れるための勉強をしたい」と治療仲間に話したところ
ペットはいいよ～
成長を見るのは楽しいし、幸せな生活が待ってるよ
私も治療中ダメだった時に出会って猫のおかげで立ち直れたし
救われることもあると思うよ
とブリーダーのサイトを見ながら二人でキャッキャ言いながら電話していました。
すると見れば見るほど会いたくなり、
私にはずっと飼いたかった少し珍しい犬種がいましてね。
そしたらなんと隣町にいることが分かりまして・・・まずは本物を見に行こうと。（図鑑でしか見たことなかった）
夫は犬はおろかペットも飼ったこともなく、犬種のことなんか全くの知識ゼロ。
私は実家で犬を飼ったことがあり、図鑑も持ってたくらい犬の知識はそこそこ。
まあ、とりあえず？
どんな犬なのか見に行ってみようと行ってきました。
ここまで言えば結果は分かると思うのですが、
見たら最後。
その日１日熟考して・・・
決めてしまいました。
意外にも心射貫かれたのは夫のほう。
売り場のスペースにはもう手狭で、情けなく尻尾を垂らして暇そうにしているその姿に。
私はあまり決断力がないので、落ち着け落ち着けと
その足で同じ犬種の他の犬にも会いに行ったのですが、主人の心は変わらず・・・
犬を飼うことになりました！！
自分でもびっくり。
憧れはあって、ずっと前から二人で話していたけれど
不透明な遠征通院や高額治療費、これから始まる採卵に
もし双子だったら・・・もし子供が犬アレルギーだったら・・・
そんな思いで進めなかった。
でもきっとこの子は沈んだ私たち夫婦にたくさんの笑顔を運んでくれる
と覚悟を決め、迎え入れることに決めました。
唐突のご報告失礼しました。
まとめ【不妊夫婦の幸せとは】
犬を迎え入れてから１ヶ月
ずっと
「妊娠することが私の幸せ」、「妊娠することでみんな幸せになれる、報われる」
「妊娠することでしか幸せになれない」
くらいに私の思考のほとんどは治療になっていたことに気付かされました。
幸福感はいつのまにやら感じられなくなっていて、
ここで愛犬がやってきたことで少しずつ妊娠への執着？が減って、幸せを感じられるようになってきました。
長く治療していると、
妊娠することに価値があるように思えてきて
妊娠できない私は価値がなく
「自分の存在意義とは」
「自分の、夫婦の幸せとは」
を考えることも無くなっていた。
私たち夫婦の、
不妊でも幸せを感じられる形
を今回愛犬によって考えさせられる結果になりました。
夫の好きなところ、
当初は夫婦二人でも十分幸せで「子供出来なくてもさ、旅行行って、好きに暮らそうよ」と本気で話していたことを思い出した。
そうだ、そうそう
子供が欲しくて結婚した訳じゃなかったよねって・・・
治療に必死で忘れてた。
今回のお休み周期は私の心も安らぐお休み周期になった。
相変わらず縦横無尽に走り回る愛犬には手を焼いているけれど
幸せを感じられると笑顔が増えて家庭が明るくなる。
家庭が明るくなると治療も頑張れる。
遅ればせながら、移植１０回目で気付いたこと。
私は元から幸せだった。
このずっと後無事妊娠できるのですが、お腹が張ることは何度もあり、結果切迫早産で前期破水、低出生体重児として生まれました。（健康優良児です！）
先生の言うことはことごとく合っていたな・・・という後日談。