不妊治療で怒り大爆発!「あなたはただの精子提供者」【妊活ブログ】

成田産婦人科
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こんにちは、みみほこです!

「2人の子供が欲しい」と始めた不妊治療、それなのに治療ですれ違い夫婦喧嘩に発展するなんてことありませんか?

みみほこ
みみほこ

どうして私ばっかりこんない辛い目に合わなきゃいけないの!
もっと協力して欲しい!!

みみほこ夫
みみほこ夫

そんなに怒らないでよ・・・
焦らずいこうよ。


この記事を書いている私は妊活歴2年、その内約1年半人工授精や体外・顕微受精などの不妊治療をしています。

本記事では、私たち夫婦が不妊治療を続けていく中、人工授精2回目の時に勃発した大喧嘩について、そしてそこから今までどうやって不妊治療と向き合い、乗り越えていったのか、その解決策について赤裸々にお話していきます。


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不妊治療で大喧嘩勃発【旦那は非協力的?】

喧嘩の背景【男性不妊:精子無力症】


私達夫婦が初めて不妊治療専門クリニックを受診したのは2019年4月。

その時に初めて精液検査を受け【精子無力症】の疑い有りと診断を受けます。

その後、7・8月と人工授精に伴い再度精液検査にかけましたが思ったような結果は得られませんでした。

男性不妊の原因や治療法について、現在の医学で分かっていることは少なく何が原因なのか、また何をすれば改善できるのか分かっていません。

それでも、何か改善できることはないかと以下のことを主人に提案し「やっていこうと」決めました。

  • 日付が変わる前に必ず就寝(ゲームで夜ふかしすることもしばしば)
  • 運動、ダイエット
  • 男性妊活サプリの服用
  • AGA薬の服用中止



「今のあなたは私にとってただの精子提供者でしかない」


私の主人は仕事が忙しく、毎日遅くに帰っています。

そんな中で前述したことを取り組むことは難しかったのだろうと今になっては思います。

ただその当時は、私自身余裕もなく主人の気持ちまで考えることができませんでした。

みみほこ
みみほこ

不妊治療を始めたのに、一向に妊娠する気配がない・・・
仕事も無理言って休みを取らなきゃいけない。
私が原因じゃないのにどうして私ばっかり!
服薬に注射に通院は全部私・・・どうしてこんなに辛くて痛い思いしなきゃいけないの!? 


「それなのにどうしてお願いしたことをやってくれていないの!!!」

と言う気持ちが積もりに積もって遂に爆発してしまいました。

そして言ってしまった、この言葉。

「今のあなたは私にとってただの精子提供者でしかない」

この真意は、治療に対する取り組みに対して温度差を感じていて、夫として夫婦の治療を協力しているとはいえない。

こんな関係は夫婦ではない。

そんな意図で言ってしまいました。

今考えると決して言ってはいけない言葉だとは思うのですが、当時はこの言葉で相手がどんな気持ちになるのかまで考えず放ってしまいました。


妻の言い分


みみほこ
みみほこ

私だって仕事がある。
それでも治療優先で一生懸命取り組んでいる・・・
どうして私がお願いしなきゃいけないの?
2人のことなんだから率先して自ら動いて欲しい。

私が今一番辛いことを同じ立場で乗り越えて欲しい!


夫の言い分


みみほこ夫
みみほこ夫

頑張っているのも分かっているし、1番辛いのは君だと分かってる。
でもどこかで「そこまで頑張らなくても大丈夫だろう」という気持ちが抜けきれなくて、2人で決めたことを忘れてしまったりする・・・それは本当にごめんなさい。

思ったことがあっても、「男性不妊」という立場上強く言えない。
逃げ場がなくて時々辛くなる・・・でもこういった気持ちも君のほうが辛いと思うと言えない・・・。


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解決策【私はこれで頑張れる】



正直、解決策と呼べる解決策は浮かびませんでした。

主人の性格上、楽観的でどんなにお願いして決めたことであっても、すぐに気が抜けて忘れてしまうことはこの後も変わらず発生しました。

そのことで私が怒り狂うことも度々ありましたが、正直その楽観的な性格で救われたことが何度もあったのもまた事実です。

では、どうやって乗り越えていったのか・・・

それは、私にとって「〇〇さえしてくれていれば協力していると感じられる」ことを探しました。

私たち夫婦の場合はこういったことを主人へお願いしています。

これだけは必ず守ろうと主人も頑張っています(それでも忘れるけどね!!)

  • 初診時は外せない仕事だろうが調整して必ず同席する
  • 薬の管理をする


薬の管理とは、内服薬の処方が多いので飲み間違いや飲み忘れがないよう主人が服用の日にち、朝昼夕など分類してピルケースへ入れています。

他にも薬のスケジュール(特に飲み始め)はスケジュール帳やアラームでセットして私に教えてくれています。

正直、不妊治療の負担に関して私のほうが大きいのは事実ですが、私はこれだけで「一緒に治療を頑張っているんだ!」という気になれるので満足しています。




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まとめ【何度も話し合うしか道はない】



これは私たち夫婦にとっての解決策でしかありません。

そもそもそこまで負担に感じていない方もいらっしゃるだろうし、「別に何もしてくれなくてもいいわ」と思う方、「通院に付いてこなくていいから家事をやって」と思う方など様々な考えの方がいるのだと思います。

これは夫婦でしか分かり得ないことなので、その度に何度も何度も話し合ってお互いに納得できる方法をとっていくしかありません。

(これがなんとも疲れてしまうんですが・・・)

私も今となっては「非協力的だ」と怒ることは無くなりましたが、ここまでくるのに何度主人とぶつかったのか数え切れません。

このブログを書くにあたって、主人に「今のあなたが当時のあなたにアドバイスするとしたら何て言う?」と聞いてみました。

「決めたことはやっておけよって言うかな~。でもきっとその時の俺には響かないから、アドバイスしても意味ないと思う」と言ってました・・・(私もそう思う!)

そう考えるとここまでくるのに幾度となくぶつかって泣いて・・・もうそれはそれは大変だったけど、私たち夫婦にとっては必要だったのかな~と思っています。(避けれないが正しいかな?)

正解なんてありませんから、みなさんも夫婦で話し合い、夫婦お二人が不妊治療と向き合える方法を探していってください!

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