こんにちは、みみほこです!
私は妊活を2018年11月にスタートするのですが、その努力も虚しく一度も陽性を見ることのないまま6ヶ月経過します。
心配性であった私は26歳にしては早めのクリニックデビューを果たしていきます。
今回は成田産婦人科でのクリニックデビューをして治療方針が決定されるまで、そこで実施した検査の数々、それで見つかった主人の【男性不妊】について、その時の夫婦ふたりの心境を赤裸々にお伝えしていきます!
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これまでの妊活についてはこちら
自己紹介
こんにちは、みみほこです!
愛知県・名古屋市在住、28歳(2020年9月現在)の専業主婦です。
不妊治療歴約1年6ヶ月、現在も治療真っ只中
この記事は約1年半前の26歳の時、2019年4月に成田産婦人科でクリニックデビューを果たした当時を振り返って書いていきます。
最初の1ヶ月は検査検査で大変でした!
- 4月13日初診
治療方針、検査項目の決定。(当日検査実施)
- 4月16日卵管造影検査
精液検査結果発表【男性不妊発覚】
- 4月27日プロゲステロン検査
なぜ成田産婦人科を選んだのか
以前にもブログでお話していますが、ブライダルチェックを成田産婦人科で受けていました。
自己流妊活で良い結果得られなかった時、その成田産婦人科は不妊治療に力を入れていることを思い出し、妊活の相談をするには良いだろうと夫婦で相談し決めました。
正直なんとなく「まあ、ここでいっか!」そんな気持ちでした。
それまでの妊活の様子はこちら
初診の流れ
初診当日は、夫婦二人で伺いました。
電話で相談した際に指示されたHP上の問診票に記入し、今まで記録していた基礎体温表と一緒に持参しました。
当日は予約にも関わらず1時間ほど待合で待ちました・・・
この病院は毎回待ち時間が凄い・・・予約時間の1時間後に呼ばれるなんてザラです。
問診・内診
まず問診です。
「6ヶ月の妊活で妊娠できていない」状況報告、「なにか異常があるのではないか」という不安、「すぐにでも妊娠したい」という希望を伝えました。
先生から「では、内診してみましょう」とのことだったので隣の部屋の内診室で内診を受けました。
結果からお伝えすると、特に問題は無かったようで安心しました。
治療方針の決定【タイミング療法】
先生の方から「まだ若いからタイミング療法から進めてみましょう」と提案を受けました。
私たち自身も「年齢的に大丈夫だろう」と思っていたので、すぐのステップアップは望まず、その提案で進めていくことに決めました。
タイミング療法とは、基礎体温表や排卵検査薬、エコーでの卵胞状態から排卵日を特定し、医師の指示の下夫婦生活を持つこと
診察・タイミング指導
記録していた基礎体温表を見せたところ、「キレイな2層に分かれているから問題ない」とお墨付きをもらえたのは嬉しかったです。
そのまま継続して続けるようご指導いただきました。
検査
これは私が実際頂いた不妊検査用紙です。
この用紙を元に検査の説明を受けました。
女性の場合は「月経周期」によって受けられる検査が決まっていること、全ての検査を受けるのに大体1ヶ月かかるとのこと。
当日は生理明けすぐだったこともあり、受けられる検査が先程受けた内診、いわゆる超音波検査(エコーチェック)とLH、FSH検査だと説明を受けたのでその当日にお願いをしました。
卵管造影検査に関しては、「そこまで急がなくても良いよ」と先生から言われたのですが、いつかやる検査であれば不安材料は少しでも減らしておこうとその場で後日検査することを決めました。
この検査は「激痛」とインスタで見ていたので、ビビリまくっていましたが、主人からもやってほしいとお願いを受け「よし!頑張ったる」と決めました(笑)
男性の場合は、精液検査のみで済むとの説明を受けました。
「希望があれば今日にでも出来るよ」と先生から提案を受け、主人もその場で検査を決めました。
「今日!?」と驚きましたが、病院へ行くと2人で決めた時点で覚悟していたので、検査をその日に受けました!
不妊検査実施
超音波検査
低温期には卵胞・内幕の発育状態を見ます。また、卵巣の腫瘍や子宮筋腫などを確認することができます。
成田産婦人科「不妊検査の種類と検査時期」から
痛みはなく、違和感のみ。
それまでも定期的に婦人科に通っていたので特に痛みを感じることはありませんでした。
ホルモン検査(LH・FSH)
LHは卵巣機能(卵胞刺激ホルモン)を調べます。FSHは卵巣機能(黄体ホルモン)を調べます。
成田産婦人科「不妊検査の種類と検査時期」から
こちらは血液検査です。
結果はLH5.9、FSH6.3と異常なし。
卵管造影検査
卵管の通過性、子宮内腔の形など確認します
成田産婦人科「不妊検査の種類と検査時期」から
こちらは噂通り「激痛」でした!
初診日には受けられないとのことだったので後日、日を改めて検査再開!
4月16日に受けることになった卵管造影。
当日は「卵管造影 痛い」と調べすぎて、待合室で怯えまくり。
また1時間以上待たされ、その間怖くてずっと主人とラインしていました・・・
検査の流れは、まず膣にチューブを繋ぎます。
それが全然固定できない!
私の子宮が子宮後屈らしく、「最近改良された痛くない方法だと上手く固定できないから、以前からある少し痛い方法に変えるね」と説明を受けました。
それが痛い痛い・・・
そして、チューブを入れたまま少し離れたレントゲン室に移動します。
基本的に内診台のカーテンの向こう側で行っているので見えません。
この時すでに検査をしていると思っていたので、この指示を受けた時の私は「え、まだ検査前なの!?」とかなり驚きました。
その後レントゲン室で造影剤を入れていくのですが、もう思い出したくないほど痛かった!!!!
私が痛みに弱いのか、超敏感な子宮なのか・・・いつも生理痛はひどい方ですがその何十倍も痛かったです。
本当つらい!
先生たちも優しく話しかけてくださっていました。
痛がる私に「そこに置いてある鳥の写真キレイだねー」と謎の話しかけをいただき、その写真をずっと痛みに耐えながら眺めていました(笑)
結果は問題なし。
痛みに耐えたかいがありました!
プロゲステロン検査
黄体ホルモンの分泌状況を見ます。妊娠にとって重要なホルモンです。黄体機能不全の診断に有益です。
成田産婦人科「不妊検査の種類と検査時期」から
こちらは高温期にならないと出来ないとのことでしたので、後日受けた血液検査。
結果は、30.75と異常なし。
男性不妊発覚!
精液検査
急遽受けることになった精液検査。
看護師さんから検査キットを渡され、採精室に通されます。
負担になるといけないと思い、私は大須観音に遊びに行きました!
検査結果【精子無力症】
結果は正常形態精子率8.5%と精子運動率の低さを指摘されました。
先生からは「男性の場合、日によって結果が変わるからそこまで落ち込まなくて良い」と「妊娠の可能性はあるから大丈夫」だと聞かされました。
実はこの結果、卵管造影時に私だけ先に告知を受けています。
(主人の方から病院へ前もって告知して良いと了承済み)
帰ってからどうやって主人に話すのか少し悩みました。
落ち込まないように、でも原因が分かったから一歩前進だとも思いながら、その日明るく結果を伝えたのを覚えています。
何度かこの後も検査するのですが、先生の指摘通り検査結果はその時々でバラバラでした。
その後すこぶる結果が改善したわけではありませんが・・・
男性不妊を改善する為サプリなどこの後取り入れていきます。
やっぱり俺だったか・・・でも原因が分かってよかったなあ
まとめ【クリニックデビューは夫婦2人で】
私たち夫婦はこうやって2人でクリニックデビューを果たしました。
誰でも最初は怖いもの。それをパートナー1人に抱え込ませないでください。
「女性の方が詳しい」それは間違いです。
誰でも最初は分からないことばかりです。
婦人科は女性が行くものだと決めつけず、パートナーの為に一緒に動いてください。
その行動によって、2人が望む未来が少しでも近づきます。
今回の検査で私たちの妊娠しない原因の1つが【男性不妊】だと発覚しました。
正直言うと、この結果を受けた直後「私じゃなかったんだ、良かった。」と思ってしまいました。
主人は当時「あーやっぱり俺か・・・」としか思わなかったと今でも言いますが、「不妊の原因は自分だ」と告げられた主人はどんな気持ちだったのだろう、私は十分な心のケアが出来ていたのか・・・と今でも自分を責めたりします。
この【男性不妊】は、壮絶な戦いです。
【男性不妊】の辛いところは、男性自身には何も出来ないところです。
現在の医学では無精子症などを除き、治療方法が未だありません。
主人の「原因は自分にあるのに何も出来ない苦しみ」、私の「原因は自分にはないのに、大変な通院や痛みや苦しみを伴う治療」。
私たちはこれからの不妊治療で何度もこの苦しみにぶつかり、時には相手を責め、お互いに涙を流し合って乗り越えてきます。
何が正解なのか、この苦しみはいつまで続くのかと暗く落ち込むときもありますが、今まで出会った人の中でここまで向き合った人は主人以外いません。
不妊治療を続けるたび、本当に絆が強くなっていると感じています。
これは心から思える「不妊治療をしてよかったこと」です!