ブライダルチェックについて結婚や妊活を期に考えている方が多いのではないでしょうか?
私も結婚と同時にブライダルチェックについて調べていた1人です。
ブライダルチェックをする予定だけど、検査項目が多すぎて分からない・・・そもそもブライダルチェックって必要なのかな?どうやって病院決めたらいいの?
今回はこういった疑問にお答えします!
この記事を書いている私は妊活歴2年、その内約1年半人工授精や体外・顕微受精などの不妊治療をしています。
本記事では、今不妊治療で苦しんでいる私が必要だと思うブライダルチェックのおすすめ検査項目3つ、「ブライダルチェックは無駄!?」という考え、ブライダルチェックの病院選びのポイントについてご紹介していきます。
私がブライダルチェックをしたきっかけ
私達夫婦は子供好きだったため、挙式・ハネムーンの後すぐに子作りを始めたかったのですが、式場の都合で入籍から挙式まで約9ヶ月空いてしまいました。
9ヶ月先になった挙式については、「ゆっくり準備ができて良かった」という気持ちでしたが、「妊活を始める年齢が少し先になってしまって大丈夫かな?」という心配がありました。
といっても、当時私の年齢が25歳でしたので、周囲は「やらなくても大丈夫でしょう」という反応でした。
しかし、元々月経前症候群や生理痛がひどく婦人科によく罹っていたこともあり心配性の私はブライダルチェックを受けることにしました。
ブライダルチェックは無駄?するべき?
このHPのタイトルから分かるように、
私はこのブライダルチェックを受けたにもかかわらず不妊治療をすることになります。
正直、ブライダルチェックは私にとってはあまり必要がなかったのかなーと思っています。
なぜなら、私の認識していた
「不妊だったら怖いからブライダルチェックをしておこう」は間違いだったからです。
不妊検査とブライダルチェックは全く別物です。
ブライダルチェックはあくまで健診レベルということ。
子供が出来やすいかどうかを調べるものではなく、
子供を授かる身体の準備は出来ているか確認するものだと私は思っています。
あくまで、一般的な婦人科検査を行っただけであって、決して「不妊検査をしたわけではない」と覚えていてほしいです。
ただブライダルチェックはするべきか聞かれると答えは「YES」です。
妊娠に向けた身体作りの準備ができますし、もしブライダルチェックの段階で何かしらの疾患が見つかればその分妊娠までの期間は短くなる可能性が高くなります。
そして、なによりご主人と将来について話すことでお互いの子供への価値観も共有することができます。
おすすめ検査項目3選
前置きが長くなりましたが、そんな私が実際に感じたブライダルチェックでするべきおすすめの検査項目についてお伝えします。
- 麻しん・風しん抗体検査
- AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
- 男性ブライダルチェック 精液検査
麻しん・風しん抗体検査
妊活を考えているのであれば、聞いたことがあるかもしれません。
この検査は生まれてくる赤ちゃんの身を守る大切な、そして簡単な血液検査です。
簡単に説明をするとこちら
20-40代女性の約14%は、風しんの感染予防に十分な抗体を持っていません。また、妊娠した女性がが風しんにかかると赤ちゃんに難聴、心疾患、白内障などの障がい「先天性風しん症候群」が出る可能性があります。そして、妊娠中は予防接種を受けることが出来ません。
厚生労働省ホームページから
ということは、この可能性は予防接種を受けることで防ぐことができるということです。
そして、ここでお伝えしたい重要なポイントは、
もしあなたが十分な抗体を持っていないことが判明し、予防接種を受けることになれば接種後2ヶ月は避妊をしなければいけません。
知らなかった方もいるのではないでしょうか。
そうなると、結婚後すぐに妊娠を望んでいたにもかかわらず予防接種の為に妊活開始時期が2ヶ月伸びるという可能性が出てくるのです。
ですので早め早めの抗体検査をおすすめします。
AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査
いわゆる卵巣年齢を調べる検査です。
私は2番目に転院した【浅田レディースクリニック】で行うことになります。
私自身数値に問題は無かったのですが、これは不妊関係なく調べておいても良い検査ではないかなと思っています。
なぜなら結婚後すぐに問題なく子供を授かった女性が2人目を考えたとき、卵巣の中に残っている卵子の目安が分かっていれば、今後子供の年の差など考慮する一つの目安になると思うからです。
ですので、これは不妊関係なく受けることをおすすめします。
男性ブライダルチェック 精液検査
ブライダルチェックを考えている方であれば、是非ご主人も検査を受けることをおすすめします。
正直、ハードルが高いと思います。
ただ、とても大切なことです。
不妊の半数は男性原因であると発表されています。
そして、男性不妊を特定する方法はこの検査でほぼ完結します。
(一方女性の不妊原因を特定することは、時間とお金と痛みを伴うことが多いです。)
もしこの時点で【男性不妊】が特定されれば今後どういった妊活をしていくのかが大きく左右される
大事な簡易検査であるため私は強くお勧めしたいです。
ちなみに私たち夫婦は男性ブライダルチェックを行わず、その約1年半後に【男性不妊】が発覚します。
こういったケースを考えると、妊娠を考えている方であれば同じタイミングでご主人も受けておいたほうが良いといえます。
病院選びのポイント
必要な検査項目は分かったけれど、どういった病院でブライダルチェックをするべきか悩みますよね。
産婦人科から不妊専門クリニックまで様々な病院でブライダルチェックが実施されていますが、私はとりあえず検査をするだけであれば手軽でリーズナブルに受けられる病院を探すことをおすすめします。
ちなみに私の実際に受けたブライダルチェックについてはこちらから
ブライダルチェックを実施している病院だけにこだわる必要はない
ブライダルチェックは高額で保険適用外のことが多いです。
「受けたほうがいいのは分かったけど、高いしヤメておこうかな」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
もし高額を理由にやめるくらいであれば専門病院の【ブライダルチェックコース】にこだわって受診する必要はありません。
というのも、ブライダルチェックの一般的な検査項目の超音波検査や子宮頸がん、風しん・麻しん抗体検査、性病検査は近くの婦人科や保健所でも検査できる場合が多いからからです。
(前述したAMHや性病検査は専門院の取り扱いなため受けられなくなりますが・・・)
今後の妊活で大切なブライダルチェックが経済的な理由で受けられない、又は無理して専門病院の【ブライダルチェックコース】を受けるのであれば、懐事情にあった病院を選ぶと良いのではと思います。
もし時間に余裕がなくて、又は病院へ行くことにまだ抵抗を感じていて自宅でどうしても受けたいという方にはネットで注文できる性病検査キットなどもオススメです。
ただ、専門病院の【ブライダルチェックコース】を選ぶメリットももちろんあります。
ブライダルチェックは、不妊専門クリニックが行っているケースが多いため、今後不妊で通院する形になればその検査結果を共有することがスムーズになります。
またブライダルチェックに必要な検査項目は幅広く用意されていることが多く、
自分にあった検査項目を一括でそれも短時間で済ませることができることもメリットだといえます。
もっとリーズナブルに受けたいという方はこちらの記事をチェック!
まとめ
ブライダルチェックは保険外のところも多く、自費診療で思った以上にお金がかかるので嫌煙されがちですが、自分の身体を知る良い機会です。
今回私がおすすめした検査項目は
①麻しん・風しん抗体検査、
②AMH(抗ミュラー管ホルモン)検査、
③男性ブライダルチェック 精液検査
の3点です。
②と③については病院によって対応しているか分かれる検査ですので、事前にチェックしておきましょう。
ブライダルチェックで大切なことは、
『自分は何のためにどういったことが知りたいのか』
をパートナーと話し合い、医師と相談して検査項目を決定することです。
そして、もしあなたが「不妊の不安」からであれば男性も同時に受けることです。
もしまだ婦人科へ行くのに抵抗があるのであれば、専門の泌尿器科へ又は検査キットを活用するのも良いでしょう。
先延ばしせず夫婦ふたりの将来のため妊活準備を是非進めてください!