不妊治療で死にたくなった私がメンタルを保つためにやった5つのこと

こころのケア
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こんにちは、みみほこです!

先が見えない不妊治療。

終わりはいつなのか、この辛さはいつまで続くのか。

辛い。報われない。

「死にたい」というより、「消えてなくなりたい」

誰も私を知らない場所へ逃げ出したい。

もう全てを終わらせたい。

治療中そんなことを考えたことありませんか?

みみほこ
みみほこ

どれだけお金をかけても、どれほど痛みに耐えても報われない。
もう生きてるのが辛い。

命に関わる病気じゃない・・・
分かってるけど、諦めることもできないから辛いんです。


今回は不妊治療で死にたくなった私がどう治療と向き合い、乗り越え、移植12回までメンタルを保ってきたのかお話します!


この記事を書いている私は約3年人工授精や体外・顕微受精などの不妊治療をしています。

本記事では、移植4回目陰性のダメージから心がパンクした話、そこからメンタルを保つために実践した5つのことを実体験を交えてお伝えします!





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報われない不妊治療



「移植1回で妊娠出来る確率は約30%、みみほこさんは若いし3回目までには妊娠できると思いますよ。」


そんな言葉から始まった私の不妊治療。

1、2回目陰性まではまだまだ期待に溢れていて、「きっと大丈夫。次で妊娠できる。」と信じて疑わなかった。

「おかしいな?」と思い始めたのは3回目の陰性。

4回目陰性時には、期待もない分悲しみもなくただただ涙が止まらなくなっていた。


「どうして?」


東洋医学も取り入れて、サプリも追加して、運動もして・・・

夫婦喧嘩するから赤ちゃんは来たくないのかと、穏やかに過ごそうと二人で気をつけて。

何を気をつけても、改善しても、努力しても、それでも赤ちゃんはやってこない。


死にたい。

いや、死ぬのは色々な人に迷惑がかかる。

いっそのこと私を消してくれ・・・もう消えてなくなりたい。





4回目の陰性で何もかも気力がなくなった私。

それでも前に進まないと妊娠はできなくて、この辛い治療は終わらなくて・・・

どうにかしないと。

前を向かないと。


お金もない、コロナ禍で外出自粛



塞ぎ込んだ気持ちを切り替えるために旅行や外食、趣味も始めて、お金をパーっと使ったショッピング・・・そんなことが出来れば少しは気持ちが晴れそうだけど、毎月かさむ医療費にこれ以上にお金がかかることはどうにか避けたい

それに加えて世はコロナ禍

陰性続きの2020年は緊急事態宣言で外出自粛。

簡単そうな気分転換さえも、お金に縛られ、外出もできず思うようにならない。


みみほこ
みみほこ

お金もかけず、コロナにも配慮して、気持ちの切り替えをする・・・
うーん、どうすれば?




ここに至るまでのお話は妊活ブログをチェック!



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メンタルを保つために実践した5つのこと



それでも毎日生きていかなきゃいけなくて、どうにかこの気持を少しでも晴らそうとネットで調べ、実践し、私自身が効果があったと感じたお金をかけずに少しずつ前を向くための方法を5つご紹介します!


日記をつける



「それで日記?」という方も多いのではないでしょうか・・・

日記といっても毎日の出来事を記録するわけではなく、その日思ったことをただ書き連ねるだけ。

なぐり書きでも、たった一言でも辛かったこと、心の叫びを文章にする。

毎日書いても、書かなくても良い。

ただただ思いの丈をノートにぶつける。

思い出したくないことや忘れたいことを文字に記録することで脳が「もう忘れていい」と判断し、忘れさせてくれるとか。

(この方法、ネットで調べて出てきて実践しているのですがその本元のサイトが見つからず・・・)

みみほこ
みみほこ

正直忘れることは出来ないけど、主人にも言えないような自分の中のドロドロとした感情を吐き出せるのは良い発散方法でした!
書き出すことで気持ちに整理がつくという良い点も。



天気の良い日に音楽を聴いて散歩をする



これは本当によく実践していました!

快晴の日に好きな音楽を爆音で聴いて、ただ歩く。時にはランニングにしたりして。

気持ちの良い天気は心を軽くするし、普段目にも留めていない花や自然、初めて歩く道に新たに見付けた知らないお店、身体を動かしながら周りを見てると意外と新しい発見があって良い気分転換になります

みみほこ
みみほこ

時には音楽にふけて誰も見てないからと号泣しながら歩くこともありました。涙を流すと浄化されるし、誰にも心配されないからオススメです!





カウンセリングを受ける



それでも気持ちが沈むときは専門家の手を借りましょう

敷居が高いと感じる方も多いと思います。

私もその一人でした。

それでも、ゆっくりと自分の気持ちを吐き出し、話を聞いてもらうことで気持ちに整理がつき少しは楽になることが出来ました。

私自身がカウンセリングを受けて良かったと思う点は、カウンセラーが全くの知らない人だということでした。

この時点の私は、主人や親にもこれ以上心配はかけられないと自分の気持ちに蓋をすることが増えていました。

その点、初対面のカウンセラーさんとの会話は、全く私のことも、治療のことも知らない、私という真っ新な私自身と向き合ってもらえるので飾らないまま話すことが出来ました。

不妊治療クリニックに在中しているような不妊専門のカウンセラーや同じ背景を持つピアカウンセラーであれば尚良いと思います。


みみほこ
みみほこ

ちなみに私が受けたのは不妊専門のカウンセラーさんではありませんでした。
正直治療に関する話については分からなかったと思います。


実はこの時点で、不妊専門のカウンセラーさんがいることやピアカウンセラーについても知りませんでした。

今初めて知ったという方は是非調べて専門家の手を借りてくださいね!





SNSで同じ治療と戦う仲間を見つける



移植12回という苦境の中、前を向いて不妊治療と戦えた1番の理由は「同じ治療歴を持つ友人を見つけられた」ことです。

私の場合はTwitterですが、正直自分がSNSで友達を作り、時には実際に会うなんて全く思ってもいませんでした。


Twitterを始めたのは、移植4回目が陰性で何か自分にしか出来ないことを始めようとブログを書き始め、さらなる繋がりを求めたことでした。

Twitterなんて学生以来で、ここまで不妊治療と戦っている方々がいるなんて・・・と驚いたことを覚えています。


「移植5回も6回もやってる人なんていないでしょ。私なんて超少数派で可哀想で惨めで・・・」と自分の治療に絶望していましたが、そこには同じように頑張っている仲間が沢山いました。

辛い心情ややるせない気持ち、焦り、苦しみを吐き出す呟きに共感し、励まし、励まされ、時には治療に関する情報をもらい、治療についても知識が増え、自ら行動に移していくことで随分と心も軽くなり前を向くことができました。

そこで出会った人たちがいたから頑張れたといっても過言ではありません。

みみほこ
みみほこ

同じ境遇だからこそ分かることが沢山あって、「この人も頑張ってる、私も頑張ろう」と何度も思えたよ!



注意点


ほとんどが「Twitterをやっていて良かった!」と思えますが、1点注意しなければいけないことが・・・

当たり前なんですが、同じ治療歴であっても上手くいく人、上手くいかない人が存在します。

一緒に頑張ろうと励まし合っていても、無事着床、妊娠継続、出産・・・追い抜かれていくこともしばしば。

勿論、心の底から「本当によかった。」と嬉しくなりこのまま順調であることを祈りますが、「また私だけ取り残されちゃった・・・どうして私だけ・・・」という気持ちがないわけではありません。

みみほこ
みみほこ

自分の治療が上手く行ってないとこういった卑屈な気持ちは加速するもの・・・
それでも有り難かったのはこの気持さえ当事者のみんなは分かってくれたこと。


こういったことも起こりうると覚悟が必要です!(私だけ・・・かも?笑)


夫婦で気分転換する



今では気分転換に出掛けることも当時より出来るようになりましたが、まだコロナ禍前より思い通りにはいかないことも多いことでしょう。

ここでは私たち夫婦が自粛生活の中でしていた気分転換についてご紹介します!

そこまでお金もかからないので是非参考にしてみてください。

  • お散歩
  • ピクニック/BBQ
  • カルチャースクールの体験レッスン
  • アマゾンプライムで映画・ドラマ鑑賞
  • ゲーム
  • 図書館で読書
  • ジグソーパズル
  • 家庭菜園
  • DIY
  • テイクアウトでおうち居酒屋
  • ちょっと良い食材でおうちパーティー
  • パン作り
  • ピザ作り



みみほこ夫
みみほこ夫

毎週なにか提案してくれて僕も良い気分転換になったよ!
夫婦で楽しめるのは良いよね。






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まとめ【それでも私は治療を続ける】



不妊治療のせいで「消えてなくなりたい。」と毎日思っていた私ですが、治療をやめることは考えられませんでした。

時には家族から治療を休むことを勧められたこともありました。

焦っていたのもありますが、治療を休んだとしても子供を持つ将来のことを考えないようにすることも別のことに打ち込めるようなこともなく悶々と過ごすのなら辛くても治療を続けることを選びました。

これが合っているのか正直今でも分かりません。

「辛いときは休む」

これが精神衛生上はベストなのかもしれません。

何が正解なのか、辛い状況が続けばさらに心を病むなんてこともあると思います。

これを読んでいるみなさんも悩むこと、本当に多いと思います。

「無理せず」なんて曖昧な言葉よく分かっている私だからこそ伝えたいのは、


自分の気持ちに正直に。

心がもう無理だと思ったときは誰かの助けの手を求めてほしい


ということ。


「移植12回どうやって乗り越えてきたのか?」

この答えですが、

進むしかなかった

私の場合ですが「やーめたっ」てやめたとしても、自然妊娠はしないし、夢を叶えることはできないんですよね。

だから辛くても苦しくても、いつか来るであろう私たちの夢のためにただただ進むしかなかった。

なんて答えになってないんでしょうね・・・でも本当にそれしか進める目的がなかった。

その先に何が待っているのか、本当に妊娠できるのか、分からないけど進むしかなかった。

そんな中で一生懸命戦い、自分の気持ちと向き合い、ちょっとでも笑っていられるように実践してきた私の気分転換法。

答えにはならないけど、ほんのちょっとでも皆さん力になれることを祈って・・・



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