こんにちは、みみほこです！
２０２１年１月東京HARTクリニックで初めての移植周期に入りました。
フォロワーさん見てると転院して１発目の移植で卒業してる人多い！
原因も分かったし期待大！！
うんうん、妊娠できるといいね
こういった疑問にお答えします！
今回は東京HARTクリニックで行った初めての自然周期移植についてスケジュールを交えて詳しくお伝えしていきます。
自己紹介
こんにちは、みみほこです！
愛知県・名古屋市在住、３１歳（２０２４年６月現在）の専業主婦です。
不妊治療歴約４年、移植１２回を経て妊娠、出産。
この記事は約３年前の２８歳の時、東京HART転院後初めての移植、７回目の移植周期について当時を振り返って書いていきます。
もう大丈夫だって物凄く期待しちゃってる・・・
大丈夫だよね？
期待するのが怖いけど期待してる自分を止められない
東京ＨＡＲＴの移植について
東京ＨＡＲＴの移植方法は、自然周期とホルモン補充による凍結胚移植。
まれに新鮮胚移植も行っています。
それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが適しているのか患者によって異なるため医師と相談の上決定します。
こちらが東京ＨＡＲＴで紹介しているメリット・デメリットです。
《参照：東京HARTクリニック生殖補助医療（体外受精、顕微授精）》
自然周期のメリット
- 自然に近い方法なので、より生理的である
- ホルモン補充期間がやや短い
- ホルモン補充周期と比較して妊娠中の合併症（妊娠高血圧症、癒着胎盤）のリスクが低いとの報告がある
デメリット
- 通院の回数が多い（移植までに4回程度）
- 移植日が都合に合わせて決定できない
- ホルモン値が悪い場合キャンセルとなる可能性がある
ホルモン補充周期移植のメリット
- 通院回数が少なくてよい（移植までに最低1回）
- スケジュールの調整がしやすい
デメリット
- ホルモン補充期間が長い（9週まで）
- まれにホルモン補充周期では着床し難い症例がある
- 自然周期と比較して妊娠中の合併症（妊娠高血圧症、癒着胎盤）のリスクが高くなるとの報告がある
私は難治性不妊症であったため、この後続く移植６回すべてを全く異なる移植方法で試していきます。
その仮説・実行・検証を繰り返し、試行錯誤するその治療法が名古屋ー東京間の長距離通院を続けられた理由です。
お話しているのは私の治療についてです。
一つの例として参考にしてください。
移植周期のスケジュール
待ちに待った移植周期！
しかし、１月に入りまさかの２回目の緊急事態宣言・・・
不要不急の外出ではないし、こればっかりは仕方ないよ
そうだよね。
感染対策を徹底して行ってくるよ
東京HARTクリニックの自然周期移植の通院回数は３回でした。
- 1月6日(D1)リセット
- 1月7日(D3)フェマーラ服用開始
- 1月15日(D11)診察
血液検査・子宮鏡
- 1月17日(D13)ｈCG５０００自己注射
- 1月19日(D15)排卵
- 1月20日(D16)黄体補充開始
- 1月26日(D22/BT0)移植日
- 2月4日(BT9)判定日
次周期の治療方針決定
電話予約（Ｄ２）
無事生理も始まり、診察の予約を取ります。
前回の診察時に次回生理がきたら服用開始するよう言われていたフェマーラの服用開始日も再度確認します。
生理３日目の１月７日で間違いありません。
とりあえず予約OK！
フェマーラは卵巣刺激のために飲むようで５日間の服用です。
【通院】診察・検査（Ｄ１１）
この日は午後の診察のために９時の高速バス
な、ななんとここで大事件！
名古屋駅まで夫に送ってもらったところ、貴重品のバッグを車内に置き忘れるという・・・
本当に本当に終わったと思った・・・
昨晩何回も大きい荷物確認したのにまさかの貴重品のバッグを忘れるなんて
発車５分前に気付いて電話して夫は急いでUターン！
運転手さんには１分でも待てないと言われて、ハラハラしながら待った
電話に気付いて良かったよ
久しぶりにあんなに焦った
無事間に合って乗車。
東京へGO！
もし気付かず出発してたらと思うとぞっとする・・・
今回はE2とLHの検査のための採血と
前回子宮後屈で入りにくかったこともあり移植をやりやすくするために子宮鏡をしました。
特に問題はなさそうなのでこのまま移植周期にはいります
今周期の移植方針については
次の来院は移植日でいいとのことなので
今後の薬の指示と移植当日の説明を受けて終わり！
東京滞在時間３時間
コロナもあるのでどこにも寄らず何も食べず帰ります。
すぐにまた通院があるかもと思って義実家に泊まる準備もしていたけど（基本セットはもう義実家に準備済）今日は帰ることに。
お義母さんハンバーグ作ってくれてたのに・・・食べたかったー。
ちょっと寄るには遠いんだよね。
自己注射（Ｄ１３）
卵胞、内膜問題なく育っているということで
２日後の１月１７日の１８時にｈＣＧ５０００の自己注射して排卵を確実に起こします。
排卵確認しないのがちょっと不安。
自然周期って細かく排卵チェックするイメージだったから
遠方なのを気にしてくれてるのかな？
それで妊娠できないとかじゃないならいいけど・・・
黄体補充開始（Ｄ１６）
自己注射の２日後の１９日を排卵日とし、翌日からホルモン補充をしていきます。
今回服用するのはこちら
- ルティナス（朝・昼・夜）
- ルトラール（朝・夜）
- プロギノーバ（朝・夜）
- フロモックス（朝・夜）移植２日前から
- ダクチル（朝・昼・夜）移植前日から
ダクチルは以前から気になっていた、排卵前後の子宮収縮痛のため。
収縮痛があるので他院でやっている子宮収縮検査をやれないか質問したところ、すでに自覚症状があるなら検査は必要なく薬を出してもらえることに！
やっぱり転院してよかった！
そうやって患者に寄り添って臨機応変に対応してくれるの有難い！
【通院】移植日（Ｄ２２・ＢＴ０）
待ちに待った移植のはずだけど、陰性が当たり前過ぎてわくわくもドキドキもなくなってしまった
あまり構えず、粛々と・・・
今日は移植前に子宮内HＣＧ注入があるので始発の新幹線で出発！
子宮内HＣＧ注入
初の子宮内HＣＧ注入。
子宮鏡とかで生理食塩水？を子宮内に流し込むくらいの痛みかと思いきや全くの無痛。
７回目でも知らないことばかり
移植
尿溜めもしっかりと行い、いぜ移植へ！
内膜 ・・・ １.３６ｃｍ
胚 ・・・ ３ＢＢ
今回初めて行ったことはこちら
- 自然周期
- 排卵誘発
- ホルモン補充（初の薬多数）
- 子宮鏡で子宮内チェック
- 子宮内HＣＧ注入
- 子宮収縮抑制剤ダクチル内服
- Ｐ４チェック
- 窓ズレ補正（７日後移植）
移植日にP4の値もチェック！
対策もばっちり！
きっと大丈夫・・・だよね。
P4の重要性については
今まで流れ作業的だった移植でしたが、この病院では今から手術か？と思うほど丁寧でびっくり。
どこかで丁寧な移植は着床に関係すると聞いたことがあるし、期待できそう。
着床祈願。
判定日までの症状
全くの無症状～
７回目で初の着床頼むで・・・
移植後の生活に特に気を付けることはなく、むしろタイミングを勧められました。
精子が着床を助ける作用があるとか。
【通院】判定日（ＢＴ９）
東京ＨＡＲＴは採血が院内検査ではないので、結果がすぐに分かりません。
当日結果を知りたい場合は朝イチ採血の午後診察になるためこの日も新幹線で出発！
採血をして、少し病院で時間を潰し（コロナであまり出歩けないので）また１４時に戻ってきます。
ドキドキして吐きそう・・・
答えは決まってるのに
もういやだーーーーお腹痛くなってきた
既に泣きそう・・・
ずっと夫とLINE。
夫もドキドキしているようだけど驚かせたいので結果は帰ってから。
（これ治療始めてからサプライズしたくてずっと続けてるけどいつまで続くんだろう笑）
さて、結果は・・・
ｈＣＧ １.３６
陰性
またか・・・
なんで。
期待しないって決めてたのに先生の話を聞いてる間も涙が止まらない・・・
やっぱり私今回で妊娠できるって相当信じてたんだ。
先生の見解は
孵化して着床したが育たなかった
４０％はあると言われている染色体異常だと思ってよい
ただ胚だけの問題ならもう少し数値があってもいい
ｈＣＧ ３～６は欲しいところ。
まだ子宮側にも問題がありそう
・・・まだか。
まだ問題はあるのね。
この後、次の周期の治療について話をして今周期はおしまい。
次周期の治療内容については次のお話で
とりあえず帰らなきゃ。
目的の駅まで電車に乗るけど、
涙が滲んで喉が鳴る
早く帰りたいのに足が進まない
渋谷駅で足が完全に止まった・・・
はぁーーーーーー
銀座線の３階。ガラス張りの窓の向こうに行き交う人が小さく見えて・・・
堪えてた涙がここで決壊した
大都会の東京で誰も知り合いもいなくて
こんなに苦しいのに誰もそばにいなくて
私こんなところでなにやってるんだろ
家が遠い
帰れない
大丈夫大丈夫大丈夫
名古屋に帰らなきゃ
高速バスで帰る予定だったけど、
お金の心配もあって節約したかったけど
一刻も早く家に帰りたくて新幹線に
こんなときもお金の心配。
つらいつらいつらい
神様なんていない
まとめ【神様なんていない】
沢山泣いて、悲しんで、おいしいもの食べたら少し元気が出て
前に進むしか治療のゴールはないから
ここから立ち直る方法も進むことでしかないから
ただひたすらに
