こんにちは、みみほこです!
2019年7月に人工授精(AIH)デビューを果たし、悲しくも妊娠にいたらず成田産婦人科で2回目の人工授精を行っていきます。
統計的には男性不妊の場合3回目までに妊娠できるみたいだけど本当なのかな・・・
きっと妊娠出来る!大丈夫!!
今回は成田産婦人科で行った人工授精(AIH)第2回目についての治療方針やかかった費用、当時の気持ちを赤裸々にお伝えしていきます!
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これまでの成田産婦人科の治療についてはこちら
自己紹介
こんにちは、みみほこです!
愛知県・名古屋市在住、28歳(2020年10月現在)の専業主婦です。
不妊治療歴約1年6ヶ月、現在も治療真っ只中
この記事は約1年前の27歳の時、成田産婦人科で2019年7月から約3ヶ月間行った人工授精の第2回目について当時を振り返って書いていきます。
早く妊娠したい・・・毎日期待や不安でいっぱい、本当に余裕がない。
成田産婦人科の人工授精(AIH)【低刺激法】
成田産婦人科の人工授精は、私の場合排卵誘発剤を使用する低刺激法で行っていきます。
使用するのは排卵誘発剤クロミッド錠。
年齢が比較的若いため、薬の吸収が早く内膜が薄くなりやすいというデメリットはあるが、卵胞を2つ育てることで受精する確率を上げ妊娠に繋げていくというお話でした。
10周期目(人工授精2回目)
人工授精1回目のリセットから4日目に受診を再開します。
前回同様月に3回の通院の指示でしたが、基礎体温が高温期にうつらず心配になり排卵チェックへ行ったため結果4回の通院になりました。
- 8月4日 (D1)リセット
- 8月7日 (D4)診察(今周期の治療内容決定)
クロミッド処方
- 8月14日 (D11)エコーチェック
卵胞と内膜の状態確認
- 8月17日 (D14)人工授精
- 8月19日 (D16)排卵チェック
心配になり再診
- 9月2日 (D1)リセット
今週期の方針決定
前回同様排卵誘発剤クロミッドの処方で卵胞2個育てていこうというお話でした。
それに加えて今回は人工授精当日HCG筋肉注射をしてみても良いかもしれないという提案を受け、少しでも可能性が広がるならとお願いをしました。
HCG注射(筋肉注射)とは、卵胞を刺激し排卵を促すホルモン剤注射のこと。この注射によって約36時間後に排卵が起こるといわれている。
エコーチェック(卵胞と内膜の状態確認)
生理から11日目に診察へ
世間はお盆休み!先生から指示された日はお盆ど真ん中・・・
私たち夫婦もこの日主人の実家へ帰省する予定だったのですが(ちなみに実家は遠方のため渋滞を避け朝出発の予定)、やむを得ず朝イチ診察して、そのまま高速乗って帰省するという超ハードスケジュール・・・!
エコーチェックは内膜については問題なかったのですが、またもや!卵胞はクロミッドの処方も虚しく1つのみ確認されました・・・
なんで・・・クロミッドが効いていないのかな?
人工授精
生理から14日目の8月17日に排卵検査薬で陽性が確認され慌てて実家から帰ってきて、そのまま病院へ直行しました!
バタバタの人工授精・・・詳しくは次の章でお伝えします!
AIH後高温期にならない!排卵チェックで再診
8月17日に人工授精し、当日HCG注射を打ったにも関わらず2日経っても高温期にならない為「排卵出来ていないのでは・・・」と不安になり、8月19日に排卵しているのかのチェックしてもらいに診察へ訪れました。
先生も嫌な顔をせず受け入れてもらえ、無事排卵しているのを確認してもらいました。
内診から診ると、遅くても18日の夜に排卵していると思うから人工授精のタイミングは合っているから大丈夫だよ。
今週期のトータル費用【金額公開】
AIH前診察2日間 ・・・ ¥2,721
AIH ・・・ ¥20,520
AIH後診察(自費)・・・ ¥4,726
今周期は前回より費用が高めです。
HCG注射が追加されたこと、AIH後の診察は保険適用外になってしまうため再診料が高く付いてしまいました・・・
自費精算は高いね・・・でもそれで不安が拭えたならいいじゃない!
人工授精当日
今回は受付時間の12時頃に病院へ到着し受付。
主人は採精室へ、私は待合室で診察の順番を待ちます・・・
その後、精液検査に回されたのが12時52分(教えてもらえないけど、検査結果の紙に書いてあったよ!)
人工授精が行われたのが13時半頃、今回も凄い待ち時間でした・・・!
まさかの総運動精子数に呆然
精液検査の結果は人工授精で呼ばれた時に報告を受けるので、その場に主人はいません。
結果は総運動精子数約490万
(4月時:約1300万/7月時:約2000万)
正直良くなっていたので、安心しきっていました。
WHOが設定する下限値からみてもあまりに少なすぎる数値・・・
先生からは特に何も言われず、人工授精を行いましたが調べれば調べるほど良いことはネットに書いておらず意味があったのか自問自答する毎日・・・
今回は運動や食生活、睡眠など気にし始めていたこともあり主人は相当落ち込んでいました。
人工授精から戻り、結果を渡した時の主人の顔が忘れられない・・・
今までの結果を見比べながら「なんでだ・・・」と言う主人になんて声を掛けるべきなのか分からなかった。
先生から精子数は日々変化するからそこまで気にしなくていいって話だったけど、前の2回は良い方だっただけで、この数値がむしろ俺の通常なのか・・・!?
大丈夫だと夫婦で祈ることしかできず、その後も淡い期待を抱きタイミングを念の為とりました。
人工授精2度目のリセット
今回も残念ながら、リセットが来てしまいました・・・
精液検査がどうであれ、正直「人工授精によって妊娠できるのでは」と夫婦2人とも期待していたので落ち込みも大きかった。
私は生理が来たその日に病院へ行き「どうしてダメなのか」、「どうしたらいいのか」先生に聞きましたが、先生からも3、4回くらいが期待できる回数だから同じことをあと2回するしかないというお話でした。
その回答を聞いて、分かってはいたけどやりきれない気持ちでいっぱいで泣きながら帰路につきました。
その帰り道仕事終わりの主人と落ち合い、元気が出るようにと焼肉に連れてってくれたけれど、もうそんな事では元気が出なくて焼肉屋でもずっと泣いていました。
「なんで?こんなに頑張ってるのになんでなの?」、「私たち夫婦が何をしたっていうの」そんな気持ちしか湧かなくて本当に涙が止まらなかった。
「期待できるチャンスはあと1回しか無い」
この焦りと不安でどうにかなってしまいそうでした。
毎日毎日少しの身体の変化に敏感になって検索しては期待して、落ち込むという日々にもう疲れてしまいました。
まとめ【夫婦の決断「転院」】
もうこの時は、心も身体もボロボロ。
病院は出来るだけのことをやってくれていると感じてはいましたが、ちょっとしたスタッフの対応に不満を感じていたり(私の八つ当たりもあると思います)、クロミッドを服用しても何も変化がなく2回ダメだったのにも関わらず同じことを繰り返す方針に疑問を感じていました。
当時は検索魔になっていて、SNSで全然違う治療をしている患者さんやまた違った方針の病院があるということを調べていくうちに分かってきて、「もっと出来ることはないのだろうか」という他院への期待とステップアップを今後するのであれば高度生殖医療が得意な病院で治療を進めたいという思いが芽生え始めていました。
主人も同意見で、人工授精3回目の治療を成田産婦人科で続けながら転院に向けて動いていこうという話で一致しました。(ベストは成田産婦人科の人工授精3回目で妊娠!!!)
すぐに転院は難しいだろうから気になる病院の目星をつけて、治療と並行しながら転院に向けて動いていきます。この話は長くなるのでまた別の機会で!