不妊治療は高額な治療費がかかるため、早く助成金を受け取りたいものですよね。
申請までにかかる時間は?いつくらいに振り込まれるの?
といった疑問に今回はお答えしていきます!
この記事を書いている私は妊活歴2年、その内約1年半人工授精や体外・顕微受精などの不妊治療をしています。
本記事では、体外受精で1回の採卵と5回の凍結胚移植をして、そのうち4回【特定不妊治療費助成制度】を利用して、助成金を受給した私が不妊治療開始から申請、振り込みまでの【特定不妊治療助成金】受け取りまでのスケジュール、よくある質問を実際の私のエピソードも交えてわかりやすく解説していきます。
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申請から受給までは約2ヶ月かかります
【特定不妊治療助成金】の申請を行ってから実際に口座に振り込まれ、受け取れるようになるまでの期間は、大体2ヶ月が目安です。
厳密には各都道府県の助成制度の承認スピードによって異なりますので注意が必要です。
例えば東京都では「最大4ヶ月かかる」と明示されています。
これはあくまで、申請してからの時間です。
次は治療開始から受け取りまでのスケジュールを見ていきましょう。
治療開始から受け取りまでのスケジュール
- 特定不妊治療開始
約1ヶ月 - 治療終了日(病院へ助成金証明書依頼)
約1~2週間 - 病院から書類受け取り
即日orご自身の都合の良い日にち(※年度内) - 保健センターへ申請
約1ヶ月 - 承認通知
約1ヶ月 - 口座振込
スケジュールから見ていくと、手元に助成金が届くまで結構な時間がかかることが分かります。
治療を受けた医療機関で証明書を書いてもらわないといけないのも申請までに時間がかかる大きな要因です。
(※いつを治療終了日とするのか、いつ証明書を書いて貰えるかは医療機関によって異なりますので必ずご自身でご確認ください)
治療開始から考えると最短でも3ヶ月はかかると考えておいてよいかもしれません。
証明書作成依頼にもお金がかかる!?
この申請自体にお金はかからないですが、病院へ【特定不妊治療費助成事業受診等証明書】を作成依頼すると文書料として約3~4千円かかることがあります。
この文書料も病院によって異なりますので、ご自身でご確認ください。
病院へ証明書を作成依頼すると【文書料】約3~4千円かかります!
領収書を紛失した場合「領収書再発行料」がかかるので、必ず無くさないで取っておいてください!(医療費控除にも必要です。不妊治療の領収書は全て保管を!)
愛知県へ特定不妊治療助成金申請してみた
前述のとおり、私は既にこの【特定不妊治療助成金】を4回受給しています。
そんな私の通院開始から申請、受け取りまでかかった日にちを具体的にお伝えしていきます。
1行目は初回受給、私の場合は採卵になります。
2行目は2回目受給、凍結胚移植です。
治療期間 | 申請日 | 通知受取日 | 口座振込日 |
---|---|---|---|
11月8日~2月5日 | 3月5日 | 3月30日 | 4月28日 |
2月5日~3月11日 | 4月3日 | 4月30日 | 5月29日 |
私の場合少し時間がかかっています。
というのもそこまで私たち夫婦は急いでいなかったので、病院の証明書が作成終わっていてもすぐに取りには行かず、次の通院のタイミングなどに受け取っていました。
また当時は仕事もあったので、病院から証明書を受け取っていてもすぐには保健センターまで届けることが出来ませんでした。
そのタイムラグもあり、受け取りまで少し時間がかかっています。
1週間以上手元においておいたこともあったので、この期間は目安にしてください!
よくある質問
ここでは私が実際に保健センターの窓口で質問した疑問をご紹介します。
治療終了日とは
保健センターでは治療終了日をいつかというのは定義していません。
受診先の病院でお尋ねください。
私のクリニックの場合は判定日が治療終了日でした。
妊娠してももらえる?
治療結果(妊娠したor妊娠せず)に関わらず助成金は受給できます。
まとめ
今回はみなさんが気になっている「【特定不妊治療助成金】が手元に届くのかどれくらい時間がかかるのか」についてお話してきました。
助成金を受け取るまでに最短で3ヶ月、東京都在住の方であればさらに先になるということです。
申請さえきちんとしていれば時間がかかっても受給出来るので安心ですが、1度では出産まで至らず次の移植が始まっていたりすると「どこまで申請したのか」、「通知書は受け取り済みなのか」と分からなくなってしまいがちです。
不備で止まっていることのないよう、申請書のコピーや承認通知書は必ず捨てないよう取っておいてください。
今回は申請後の受け取りまでお話しましたが、これからの治療のお金について不安を感じている方は是非こちらの記事も読んでみてください。